サ キさんのチェンマイ日記
■ 508■ 2月8日 2008
「フラワーフェスティバル
先日この時期としては珍しく雨が降りました。
気温も上がらず、非常にすがすがしい一日でした。何ヶ月も雨が降らなかった結果、町中がなんだか埃っぽく、空気も乾燥してまって、家人は肌がかさかさに なってしまうとこぼしていましたから、待望の雨が降ったことになります。
しかし、この時期はチェンマイでフラワフェスティバルが開催されるので、雨天だったらパレードに参加する人も大変な思いをするのではないかと心配しまし たが、幸い今朝は雨が上がり、すがすがしい青空が広がり、絶好の祭、日和となりました。(2月1日―3日)
情報紙によると、朝8時にターぺー門を出発し、南門までパレードするとありますが、どうせ早朝に行っても長時間待つだけだと、高を食って11時に家を出た のですが、これが大失敗、お堀の周りは車の洪水で、この時間だともう駐車するスペースが全くなく、パレードを見逃すところでした。
幸い消防署の駐車場の隣に奇跡的に一台分の空間がありましたので、そこに駐車ました。(ここに止めてはいけませんというサインがありま すが、今日は祭り 日 だので、お目こぼしがあるはずだと自己解釈して)
チェンマイは、駐車場が完備されないあいだに車の量が‘増えてしまったので、何かのイベントがあると車の大洪水になってしまいます。何せタイは、アジアの デトロイトを目指すということで、自動車生産の基地として中国と並んで 最重要地となっていますので、車の数が増え続けます。何と年間200万台近くの車 が タイで生産されています。
もちろん最近では輸出も好調で、そのおかげでタイバーツは高値安定しており、経済を支えています。政情不安から景気は相変わらず好転しませんが、壊滅的に ならないのはこのタイバーツ高が支えているからなのです。
選挙で返り咲いたタクシン系の内閣は近々正式発足しますが、首相候補は早くもその政策に「経済の発展」をあげています。2008年は、タイ経済が大発展を することを期待したいものです。
駐車場不足を当て込んで、市内にたくさんあるお寺は恰好の稼ぎ時とばかり、有料駐車場と化しています。30バーツと安いのですが、それでも無料の終車ス ペースを探すのは、普段どこにでも駐車できるチェンマイっ子の悲しい性であるかも知れません。
お堀のむかい側には、いままさにパレードが行進です。絶好のタイミングでと思っていたのですが、この時間ではすでに遅く、パレードは最後の2台の山車を 見ることができただけで、大半はすでに通り過ぎていました。しかし、このパレード、時間通りに出発したとすると、炎天下を3時間歩いていることになりま す祭り 好きのチェンマイっ子の面目躍如と言うところです。
今年は王室が喪に服している関係から、山車の飾り付けも地味で、タイ国民が嘆き悲しむ様子 が手に取るようにわかります。国王の姉妃が82歳でお亡くなり に なりました。国民は1週間の、官庁は1ヶ月の喪中です。
町中の官庁は、黒と白の飾りが施されてもうずいぶんと 時間が経ちました。先日のチェンマイ大学の卒業式の当日は、喪中の白黒の幕と、慶賀の銀色の幕が同時にかけられて、ちょっと複雑な感じになっていました。
華やかなパレードの後は、再び車の大洪水です。道路は一方通行になっていますので、混雑を簡単に抜け出すわけには行きません。仕方なく前の車に付いていっ たのですが、なんと渋滞はほんの短距離だけです。しかし、その短距離の間に両車線の車が我先に殺到するため卍がための様になっ てしまって大渋滞を起こしているのです。
我先に急ぐ気持ちはわからなくもありませが「そんなに急いでどこに行く」です。「時は金なり」ということわざが存在しないチェンマイにあって、この大渋滞 は理解に苦しむ現 象です。
人よりも一歩でも前に、他人のことは我関せず、という気質はなんだか関西の人に似たところがあります。しばらく進と、大渋滞が嘘だったようにスムーズに車 が流れるのですから、全くどうなっているのか僕には理解不能です。
数週間前にも同じ経験をしました。僕の家の近くの空軍基地で航空ショーがあるというので出かけてみたのですが、ここも車の大渋滞でした。広い基地内を開放 して駐車スペース は十分確保されているのですが、少しでも便利な場所に駐車したいという心理が大混乱を起こしていました。
航空ショーは朝にうちに終わってしまっていてがっかりでしたが、例のごとく日常雑貨や、食べものの屋台が沢山でていておおいに賑わってい たのは、フラワーフェスティバルと同じす。
チェンマイのお祭りは、いつもでている店の種類が同じで、代わり映えがしません。僕などは最初の頃は興味津々でしたが、そのう
貨品ちいつも同じなので興味もな くなってしまいましたが、チェンマイ人は何事にも旺盛な興味をしめし、多くの人出を見るのちょっと理解ができ ません。それだけ普段刺激がないのか、よほど暇なのか、ほかに行く場所がないのか、どれかの原因でしょう。
翌日の日曜日は、フラワーフェスティバルで繰り出した山車が展示されているはずだからと、フアックハット公園に出かけました。ここも相変わらず大勢の人出 です。代わり映えしない出店のなかに、何か珍しいものはないかと目をこらして見ましたが、残念なことに変わった品物や、展示物は見あたりませんでした。
展示している山車も10台足らずで、何となく自粛ムードが漂っています。それでも写真好きのタイ人にとっては恰好の被写体と見えて、沢山のカメラマンがで ていました。フラ ワーフェスティバル見物も何回目かになると、僕には代わり映えがなく興味減退です。
しかし祭り好きのチェンマイ子にとっては、待ちに待ったお祭りのようです。この祭りがすむと、チェンマイは本格的な夏期に向かってどんどん気温が上がって いきます。
top