■ 480■ 7月21日 2007
「国際結婚」
タイ人は日本人に比べて国際結婚する人が多いと思われます。そこにはこんなおもしろい話があります。タイ人のある一面を表しておりほほが緩むおもいで
す。
「歩く財布のお嫁さん」
東北タイの若い女の子に、大きくなったら何になりたいか?と聞くと、かなりの確率で「西洋人のお嫁さんになりたい」という答えが返ってきます。そのうち
の一人、東北タイロイエット県に住むアンディガーさんは、英国人との間に3人の子供を授かった。既に離婚したが「西欧人の嫁(ミヤ・ファラン)の会」を結
成し、国際結婚のカップルを応援している。
東北タイでは国際結婚が盛ん。ある村では500世帯に200人もの「ミヤ・ファラン」を抱える。調査によると、外国人の配偶者をもつ東北出身者は1万
5000人。ほとんどが外国に住むため、その人たちからの送金額が年間3500万ドルにも達するとか。ロイエットでは、県庁も経済効果に期待しており、仏
教の日には、寺の催しに若い国際カップルを招待、タイのお嫁さんに観光地や土地の名産品を紹介して欲しいと」県職員は思惑を明かす。
一方外国人の夫側では「結婚=お金」と見る風潮に不満も出る。コンケン(東北部)出身の妻を持つデイビッドさん(英国人)は、「お金を配って歩く財布の
ようにみられて、あまりいいことじゃないよね」とつぶやく。
タイは国際結婚をする人が非常に多い国です。だからバンコク市内には、国際結婚の紹介所や、法律相談の店が沢山開業しています。最近増えてきた日本人と
のカップルも沢山います。でも、その姿は都会のバンコクより地方の方が多いと思われチェンッマイでも沢山目撃します。
落ち着いた夫婦であれば幸せな国際結婚と見えほほえましい限りですが、中にはこんなカップルもあります。それは4年ぐらい前、ゴルフ場で出会った日本人
のケースです。彼は仙台の資産家のご当主ですが、年に何回か訪れているチェンマイのゴルフ場のキャディーとただならぬ関係に陥りました。彼女に言われるま
まに、家を買い(外国人は土地付きの家屋は購入できませんので、たいていはこのケースのようにタイ人の名義で購入します)、新車を買い、家財道具をそろえ
て、月々の家計費を相当額送金していました。
現在の妻とは離婚をして、将来この彼女とチェンマイで生活すべく、日本に帰って離婚手続きにかかりましたが、いざ離婚となるとすんなりとはことが運ば
ず、3年もかかってしまいました。その間に何回かはチェンマイ来、その都度購入した家や、車を見せて欲しいと要望しましたが、そのうちに、そのうちにと、
延ばされて、ご当主も根っからのゴルフ好きだったことから、3,4日の滞在をゴルフ場で過ごして日本に帰って行きました。
時満ちて、離婚手続きが完了、今度はチェンマイ永住を決心して彼女に会いました。購入済みの家に住むべく飛行場に出迎えた彼女に、その旨を告げると、今
は田舎から親戚が来ているので、今日はホテルに泊まって欲しいといいます。そのときは、そんなこともあろうと理解を示し、ホテルに向かいました。彼女もホ
テルに泊まり込んで、なんだかんだで1週間があっという間に過ぎました。
その間に彼女が話すことに少し疑問に感じだしていたのですが、いつまでも新居を見せようとしない彼女にしびれを切らし、強引に家につれて行くことを要求
しました。彼のツタ猶タイ語で何処まで意思の疎通がはかられたかは不明です。1週間後、彼女が近くのコンビニに行ってくると出かけた後、再び姿を現すこと
がありませんでした。
そんな事態になってもご当主はまだ騙されたことには気がつきませんでした。3年間に送金した金額は3千500万円。まさか、こんな大金を全てだまし取ら
れたとは、考えられないことでした。
それでも顔見知りのキャディーに住所を聞いて出かけて見ました。家も、車も存在しました。しかし、それらは全て彼女も名義、訴えることも、取り返すこと
も不可能でした。彼が購入した家には、なんと夫と両親、彼女の両親が仲良く生活していました。この段階で僕にどうしたものかという相談が来ました。しか
し、彼は全く騙されたという現実があるだけで、全て諦めるほか方法がありません。彼は落胆して肝に命じたはず「二兎を追う者は一兎をも得ず」です。
日本人よりは欧米人の方がタイ人との国際結婚が旨くいっているようです。はじめの話にもありますが、彼らは最初からカルチャーの違いを理解しているよう
です。だから、多少のお金の浪費も受け入れてようです。その点、日本人は全てを日本流で通そうとするあまり、軋轢が生じます。相手に対する理解度の違いと
もいえます。
タイでは外国人の男と結婚する女性のほか、外国人の男性と共同生活をするタイ人男性も沢山います。本来心優しく、お釜さん(カトイさんというタイ語も立
派に存在します)はそれほど奇異には見られておりません。そのあたりが大いに日本人と違うタイ流です。
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