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の料理の先生、教科書と衛星テレビで随分レパートリーが増えました
「輪ゴム」
■402■ 11月28日
今朝、用便をすませて便器を見ると、輪ゴムが一つ浮いています。食物は12時間かけて体を通過すると言いますからこれは昨夜の食事に混じったのだと思いま
す。
最近は、僕の作る料理もかなり本格的になってきており、細かいことまで気が回るようになりました。NHKの「今日の料理」は必見の番組ですし、本も毎月買
い求めています。日本に出張の同僚に頼んだりしていますが、バンコクでも入手可能ですので、この番組は結構人気が高いと推測できます。教科書を見ながら料
理番組を見ますと、細かな手順まで理解出来、60の手ならいで始めた料理の参考におおいになります。それに、予習、復習の習慣が付いて、これは中学生時代
以来のよき習慣と感心しています。
昨夜は「きんぴらゴボウ」を作りました。ゴボウ3本、にんじん2本(小さめ)が冷蔵庫に眠っていましたので(と、言うより、買ってきてすぐ作らなかっただ
けの話)きんぴらゴボウに挑戦することにしました。HKHはいろいろの番組で、料理の手ほどきを教えてくれます。ゴボウの秘密を知ったのは「ためしてガッ
テン」でした。
きんぴら用のゴボウは、皮を剥かないこと、水にさらさないこと、などと、今まで料理の本に書いてある常識を覆すことをご教授いただけるので、まさに目から
鱗です。ゴボウのうまみは皮とその直近の身の部分に集中しており、中心の芯の部分などには全く栄養分がないと言うことです。それに、水にさらさすと、うま
み成分が水に逃げだし台無しになると言うことです。常識の嘘とはこういうことを言うのでしょう。
調味料も酒、醤油、みりん、砂糖などが定番ですが、多すぎる調理料はかえって味を損なってしまうので、おいしいきんぴらゴボウは酒、醤油だけで、素材の持
つ味そのものでうまみを出すのがコツと言うことです。足りなければ七味を多少多めに使用するとよいといいます。調味料を使い過ぎないというのは他の料理で
も同じで、多すぎる調味料は素材のうまみを殺し、かえってしつこい味になってしまうとのことを聞いてからは、僕がラムのステーキなどを焼くときも、バター
や油などをひかないで、肉が持つ油で焼いていく、調味料も塩、こしょう、だけで、それもあらかじめ振るのではなく、焼いている途中で塩、こしょう、をする
と、うまみがさらに増すと言う、ちょっとしたコツを会得して、おおいに気に入っているのもテレビ番組のおかげです。
こちらのスーパで売っているゴボウや、にんじんは、全てビニール袋に入っており、ゴボウなどはさらに3本を輪ゴムでまとめてあります。この輪ゴム、タイで
は多用されており、たとえば屋台の料理を持ち帰る場合、熱々のままをビニールの袋に入れ、輪ゴムで器用に縛ってくれます。これには独特の縛りの方法があ
り、縛ったものを解くときも、こつを理解してしまうと簡単に輪ゴムをはずすことができます。
これが日本であれば、ビニールの化学成分が溶けだし、体に危険だという大論争が始まること必定ですが、ここタイでは利便性だけを大事にするので、屋台のテ
イクアウトなどでは、調味料の定番、唐辛子や、ナンプラーなども、実に小さな小袋に入れてくれ(実際たて5センチ、横3センチぐらいの小袋に入った寿司屋
の醤油を見たことがあります。日本であれば鯛の形をした容器で、口には小さな赤いふたがついていごく少量のあれです)それも輪ゴムできつく縛ってあります
が、コツを会得すればこぼすことなくあけることが出来ます。
そんな、こんなで、最近僕はこの屋台料理の出前ランチを食べなくなりました。溶け出す化学薬品のことを考えたのではなく、週2回のエクササイズをもう1年
以上続けているのですが、一向に体重が減らないで、その原因を追及しているのですが、これは自炊のため、一度に作る料理の量が多く、沢山食べ過ぎのため、
それが減量に失敗している原因ではないかと疑いだしたからです。1日2食はチェンマイで隠退生活をしていた当時の日常ですし、それほど苦になりません。2
食にした結果はいまだ顕著な好結果を生んではいませんが、1時間のエクササイズの前後に体重を量るのですが、以前は1キロ減らすのが大変で、だいたい0.
5キロ減だったのが、1日2食にしてからは1回のエクササイズで1キロは確実に体重が減ります。でも次回はかると見事に元に戻っていてがっかりします
が・・・・・
現在計算式によると「やや肥満」の部類に入る体重を、「正常」値まで戻すのにはまだ時間がかかると思いますが、体重維持の簡要は「よけいなエネルギーを取
らない」(つまり食べ過ぎないこと)ことだとインターネット情報にありますので、これの習慣は続けたいと考えています。このエクササイズも、もう1年以上
続けており、最近は体が欲するというか、アパートの下のジムに1週間おりていかないと、何か物足りなさを感じてしまいます。
さて、輪ゴムの一件ですが、こんな事情から自室の台所には輪ゴムや、ビニールの袋や、発泡スチロールのトレーなどが散乱することになります。そんな中で、
しかも狭い調理台での手慣れぬ調理ですので、その途中に輪ゴムが紛れ込んでしまったと思います。笹がきゴボウは、ゴボウ3本分を削った結果、結構の量にな
り、それににんじんまるまる1本をつかったので、フライパン一杯の量になり、炒めている間には輪ゴムの混入を発見できなかったようです。
では、食事の時はというと、これはテレビのニュースを見ながらの、ながらディナーですので、ついテレビに注意がいっている間に口にしたと考えられます。で
は、きんぴらゴボウを噛んでいる時はというと、これはゴボウとにんじんのシャキシャキ感に惑わされて全く気がつかないうちに嚥下したと思われます。さら
に、僕の「胃」の特徴である不消化のものや、噛みたらない食物は、再度食動を遡上して口に戻るという特技を発揮してくれませんでした。そして、輪ゴムは
12時かけて体の中を一巡したことになります。
牛の「胃」は子供時代から続いており、小学生低学年の頃から通信簿には「よく授業中ものを食べている」という注意書きがあったことを思えています。別段隠
れてものを食べているのではなく、胃から戻ってきたものをかみ直しているだけです。成年して医者に相談したところ、別段病気ではなく、このような「胃」持
ち主は時々いるから気にしないことだと言われました。この特異体質は利点も多く、うっかり魚の骨などを飲み込んだ時など、必ず少し時間がたってから、骨だ
けが口の中に戻ってきます。消化の悪いものや、噛みたらない食べ物も戻ってきて、再度咀嚼を要求します。
この変な「胃」は結構丈夫に出来ており、今まで胃薬のお世話になったことはまれです。しかし、時には不都合もおき、消化不良のものが胃液と一緒に戻ってい
た時は、臭いが強烈で、そばに家人や子供がいると「おとうさん、お口が臭い」といわれることがあります。
変な「胃」を持った僕ですが、便器に浮いている輪ゴムを発見した今朝は、ちょっと驚きでした。おかげで今日は体中がなんだか「ゴム臭い」感じがして、爽快
な一日ではなかったことは事実です。
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