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「ベンツ スマート」
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月12日 2003
タイ正月を控えて、工事中だったエアーポートプラザが開店しました。今までのスペースを倍以上に広げてバンコクで有名なブランドを中心に展開していま
す。規模は香港にあるタイムズスクェアーに勝るとも劣らない感じです。かなりの広さを持つ大ショッピングセンターです。デパート、映画コンプレックス、
スーパーマーケット、大展示場に大駐車場を併設した、最新の施設です。サキさんなどあまり名前を聞いたことのないブランドなどが入っていますが、すでに引
退したサキさんには世界一流のブランドより親しみが持てます。ちゃんとスターバックスも出店しています。
ここは常夏の国、四季折々に展開する新製品は必要ありません。いかに夏物を充実させるかが勝負のようです。そんなブティックや専門店が並ん
でいます。若者を中心にした品揃えは充実している感じです。
バンコクで展開している日本料理屋が2店、ラーメン店やお菓子屋なども開店しており楽しみです。チェンマイの日本料理はあまり程度がよいと
は言われず、あんなに沢山の本格的な日本の味がそろっているバンコクとの格差を強く感じていたので、これでその差が縮まるのではと期待しています。香港な
ども同じで、本格的な「すし」を味わうなら香港で、などといいたいような店が存在します。バンコクでも同じで、ここが外国かと思うほどの味を自慢していま
す。
中でも驚きは大展示場のスペースです。現在「モーターショー」を開催していますが、完全冷房の大きなスペースは、車をじっくりと観察するこ
とができます。信じられない高級車ばかりを集めています。車がステータスの感があるタイですが、どんな人がと考えるくらいの高額な値段を付けた車が多く展
示されています。税金の関係で日本の2倍半の値段ですが、車社会のチェンッマイでの需要は旺盛です。この国は信じられないほどの個人資産を持った人がいる
との事ですので、高級車が多く展示されているのもうなずける話ですが・・・。
中でもサキさんの注目はベンツの900ccの車です。一時注目を浴びたAクラスのさらにまだ小さな2シート車です。スイスのスォッチと共同
開発された「スマート」と名付けられたミニカーですが、なかなかコンセプトがしっかりしていて可愛い。高テクノロジーを小型化するのは日本のお家芸でした
が、日本人が作ってもここまでは無理だろうというユニークさであふれています。ダッシュボードの上に2個並んで突っ立っているメーターなどは、カタツムリ
の目玉や、かにの目玉を想像させます。全体も非常に小さく、全長2メートルに満たない感じですが、それでも座席はゆったりと居住性を優先したようにかに作
られています。日本の軽自動車ではこの辺に無理がある感じですが、大柄の人が多いお国柄を反映しているようです。
従来小型車はヨーロッパ地域の得意技で、ミニクーパーやその昔、戦闘機の操縦席を思わせる「メッサーシュミット」などという単座の車があっ
たことを思い出しました。アメリカでは絶対に量産されることはない感じの車です。こんなのがチェンマイの雑踏の中を走っていると素敵だなーと考えて良く見
ると、展示車の一台はタイのナンバープレートをつけていましたので、実際に公道を走っていることになります。まだ目撃していません。久しぶりにヨーロッパ
のエスプリに接した感じで心がなごみます。
田舎に住んでいると、新製品情報はテレビが主になります。詳細などはインターネットでも入手可能ですが、実物を見た感じとは印象がずいぶん
と異なります。こんな形で新しいコンセプトを実際に見てみると良い刺激になります。以前コピーライターをやっていた時分には、新製品の情報の入手は百貨店
でした。時間があると各階を見て歩いては新製品の情報を収集していた若き日を思い出しますが、引退後のチェンマイでの生活では、自分の観察力を常にとぎす
ましておかないと、その刺激のなさが時間をあっという間に経たせてしまって、平和なうちに毎日が、たんたんと流れていきます。家人などは刺激のなさにうん
ざりしている感じで、やはり創造的な生活をするなら大都会がいいと言い続けています。
エアーポートプラザに隣接した居住地がかなり前から気になっていましたので、今回思い切って入ってみました。門番にとがめられる事がなく入
れましたが、そこは別天地の住宅地です。大きな池を取り囲んで一棟4軒の集合住宅がポツリ、ポツリと建っています。敷地内は広々とした芝生で、無粋な囲い
はありません。どこかで見た光景だと思いましたら、以前日本に住んでいたアメリカ村の将校ハウス群と同じです。広々とした芝生の庭に、余裕を持った配置で
2階建ての同じ様式の住宅が建っています。芝生と植栽のみで、その他よけいなものは一切排除されていて、広々とした芝生がどこまでも広がります。駐車場ス
ペース、生活ゴミを出す大きなビーンを4個並べたスペースがちゃんと作られているところまで、アメリカそのものです。
サキさんが日本に在住していたときは、埼玉のジョンソンエアーベースのアメリカ村に住んでいました。だからどことなくにた感じが非常に郷愁
を感じさせました。こんな別天地がチェンマイに存在するのがちょっと驚きです。あまり通じない門番との会話では、レーダーコントロールの職員の住宅との事
でした。道理でタイらしさを全く感じさせない住宅空間です。
さて、今日はタイ正月の大晦日の日です。待ちきれないチェンマイっ子はもうお堀の周りに繰り出して水掛祭りを盛大に楽しんでいます。さっ
き、ちょっと覗いてきました。水掛祭りは今日から5日間連続で行われます。人々のテンションもあがって、祭りの雰囲気もだんだん高揚していく感じです。
娘も日本から参加する今年のソンクランはいかなる事ですか。
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