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「花を待つチェンマイ」
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月17日 2003
天候不純であけたチェンマイの2003年ですが、このところ正常になったようで、朝夕はちょっと肌寒いのが何とも心地よい感じです。結局、今年は徹底的
には寒くはならず、1月はこたつが欲しい日もあるとのことで、大いに期待を膨らませましたがそんなに気温は下がりませんでした。それはサキさんがチェンマ
イに移住する前の年、2000年のことだということですので、まだそんなに大昔のことではありませんので、余り期待しないで来年の冬を待つことにしましょ
う。
年末、年始はあまり街に花の色がなく、なんとなくうらぶれた寂しさを漂わせていたチェンマイですが、まもなく花の季節が始まります。玄関の
屋根のファンセーのツルを整理して、落ち葉を取り除き、排水溝を掃除して春を迎える準備をしたのが先週でしたが、そのときは気がつかなかった花のつぼみが
膨らんで来ました。今朝、家人が隣の家のファンセーはもう咲き出したよ、家のは枯れてしまったのではと心配をしていましたが、それは危惧、ちゃんと小さな
つぼみの房をつけています。
クリスマスにあわせて、玄関のアプローチに並べたセントポーリアの赤だけがこの季節の花の色だと思っていたら、庭のヘリコニアン(芭蕉の木
に似たもの)も極彩色の花房が顔をのぞかせています。今は花の色を余り感じない街が、あと半月もすると一斉に花が開き街中が花の色で染まってしまうとは
ちょっと想像できません。アフリカン・マリーゴールド、バラ、ラン、アマランサス、ヒナギクなどがこの時期に花をつけます。
花の季節の始まりは「フラワーフェスティバル」で今年は2月1〜2日に行われる予定で例年数十台の花の台車がパレードを繰り広げます。この
パレードを見るのはもう3回目になります。漠然と見物していると余り代わり映えしない感じですが、それでも毎年工夫を凝らしているらしいので今年はその辺
をじっくりと見物したいと考えています。
久しぶりにチェン大学の構内にいきました。この広大な敷地の中は別天地で、家から近いこともあって最近ちょくちょく構内ドライブとしゃれま
す。郵便局、銀行もそろっていますので、街中のそれを利用するより便利です。大木が茂る構内も、今のところ表門の花壇に色があるだけで、そのほかはまだ木
々の葉の色だけです。ここも、あと半月もしないうちに花のカラーチップをちりばめた色に一変するとはとても考えられません。しかしそれが現実になるのが
チェンマイ「花の都」といわれるゆえんです。構内には大気汚染を軽減するために電気自動車も走り始めています。
今、チェンマイは息を潜めてまもなく始まる花の季節を待っている、そんな期待感が日ごとに膨らみます。ある日目覚めたら「花の都」に変身し
ていた、チェンマイの春はそんな感じでダイナミックに始まります。まるで日本の雪国、北海道や長野県のそれのように。
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