サ キさんのチェンマイ日記

                                        


「年の暮れ2002」


  ■237■ 12
月 30日 2002
       

  2002年も暮れていこうとしています。

 今年のクリスマス中は、香港から親友がチェンマイにゴルフ旅行に来てくれて連日ゴルフに明け暮れました。しかし、サキさんにとって大問題が発生しまし た。それはゴルフが全く駄目になってしまいハーフ60近くたたくことが平気な4日間になってしまったことです。

 もともとゴルフを始めた頃、プロについて習ったわけではなく、全くの自己流で始めた報いが今頃来たという感じなのです。多少器用なところが元来からの持 ち味でしたので何となく「こなしていた」感じがどうにもならない大スランプに陥ってしまったのです。それに普段の練習嫌いが大いなる災いになってしまった ようです。

 これはほかのことでもそうで、いってみれば、サキさんの人生観にも関わる問題です。額に汗して努力するのがどちらかというと苦手でした。中学、高校時代 は体育系よりは、文化系でした。その後芸術系の大学に行き、スポーツとは無縁の青春でした。始めての海外駐在したバンコックではソフトボールのチームに 入って本格的な試合などにも出ていましたが。

 ゴルフを始めたのもこのころで、35年のゴルフ歴がある長年の経験者です。しかし、今、こんなていたらくでは、その間技術進歩は全くなかったということ になります。ゴルフは年をとっても出来る生涯スポーツだからと考えていました。年をとってから夫婦でのんびりとゴルフをするのが楽しみの一つでもありまし た。だから自分の失敗は繰り返すまいと、数年まえ香港でゴルフを始めた家人には、最初が大切だからと6ヶ月間はコースに出ず徹底的にプロのコーチから基本 を学ばせました。

 リタイアー後の生活の場をチェンマイに移して2年が過ぎようとしている現在、ゴルフが生活の大きな部分を占めていますが、最近ではラウンドで家人に負け ることもしばしばです。やはり基本が出来ているのとの相違だと半ば諦めていました。しかし事態は深刻です。ビギナーと同じレベルでのラウンドでは年1回訪 ねてくれる香港のゴルフ好きには歯が立ちませせん。というより申し訳が立ちません。

 しかし、一念発起して猛練習を始める意志はありません。自己流で猛練習をしてもその効果は知れています。誰かに見てもらうといっても今の環境では適当な 人を捜すのは不可能です。それに元来からの練習嫌いと来ています。何か良い方法は無いものかと思案を重ねましたがいいことを思いつきました。それはゴルフ 好きな友人が大量のゴルフ教本を送ってくれています。今まではなんとなく読んでいたのですが、ことここに至ってはそうはいっておれません。

 この本を大いに活用してもう一度ゴルフを作り直すことにしました。
今回のスランプは基本中の基本、グリップに悩み始めたことが原因です。中学時代騎馬戦で「突き指」をして、右手の薬指の第一関節が曲がったままになってい ます。それがグリップすると左の人差し指に当たって、たこができてしまっています。どうも従来からこすれるとその部分が堅くなり、角質化してしまう体質を 持っているようす。だから「詰め切り」と、「軽石」ははなせません。2.3日のゴルフ旅行でもこれで手入れをしなければ痛くて仕方がありません。

 これはグリップの握り方が悪いことに原因があるのですが、どう直すかは本をペラペラと読んでも各人各様でこれといった決定的なものを見つけられないまま に来たのがこの「指タコ」の原因でした。今回はシングルハンディキャップの友人に教えを請いました。やはり握り方が間違っていました。友人の親切な指導で この問題は解決ですが、ゴルフの基本、グリップをかえて違和感を感じているうちは、スコアーもまとまりません。ここは一番、ゴルフを基本的に壊して一から 始めるつもりです。

 小さな時から宿題も前日の夜あわててかたづけるのが自分流でした。
作品の仕上げも締め切り間際にならなければ手をつける気にもならなかったものです。何となくそれでことが済んできたいいままでの人生自分流を今更代えるつ もりはありません。練習場で何箱もボールを打っている人を見てもそれほど感心はしません。すべて何となく「さらりとやってのける」そんな人がサキさんの尊 敬する人です。
それは天才のみに許されることと、早くも叱責の声が聞こえてきますが、今での人生で何人かそんな天才に出会えたのが自分の幸せと考えています。

 いまさらがむしゃらに頑張ってもどうにもなりません。それに切磋琢磨や克己心などという言葉はちょっと時代遅れな感じがします。
ここは、神の手が現れることを期待しながらゴルフの腕を上げたいと、気の良いことを考えています。

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この一年のご購読感謝いたします。良いお年をお迎えください。
サキ。

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